本のこと

「エウロパの海」より発行している本のご紹介です。
画像をクリックすると、試し読みのページが開きます。


新刊

「Farewell, My Last Sea」

2018年9月発行予定 文庫/120P/600円(※いずれも予定)

『この深い場所に辿り着いたものにしか通じない言語があるのかもしれない。
地上とは似て非なる、特別な言語が。』

アンソロジーや合同誌などへの寄稿作品を中心に、「海」に関する作品を集めた再録集です。深海の研究所を舞台にした「See you in 3,600,000,000 years.」、遠い星で生命の痕跡を求める人々の記憶を辿る「人魚がいた海で」等、SF色の強い作品を中心に、7作品を収録しています。

 


既刊

「こおれぬひび」

2018年6月発行 B6横/46P/300円

『ありふれたものを前にして立ち止まるのは、ありふれたものではない瞬間が訪れたときだ。』

東日本大震災の翌年から毎年 3 月 11 日に公開してきた、ひっそりと静かで、ひんやりと冷たいお話を、ひとまず 7 年分まとめたもの。いつか辿るための標石として。


「弓と空」

2017年9月発行 B6/284P/900円

『筆者であるこの僕は、本稿がデジタライズされることを望まない。情報ではなく物質として、読者の手に触れることを期待する。』

物質を捨て、すべてを情報化することで実現した理想郷。しかしその世界に馴染めない「僕」は、棄てられた物質の世界を渇望する日々を送っていた。

「弓」「空」と題された2冊のノートが語る、
この世界の最後で最初の物語。

※書影:グレーの植物の部分はエンボスです(印刷ではありません)。

 


「ペルセウスの旅人」

2017年8月発行 文庫/176P/600円

もちろん寂しいわ。そして、寂しいのが好きなのよ。
だって、ねえ、わたし達は初めからずっと、ひとりぼっちだったのよ。

雪で足止めされた「僕」が森で出会ったのは、銀色の髪の青年だった。彼が、雪がやむまでの退屈しのぎにと語った、遠い星の物語。

語られるのは、星の旅人・ローレンと、少年ユーサリ、そしておしゃべりなフクロウの、長くあてのない旅のお話。

Twitterでお題を募集し書かせていただいた掌編と、2014年発行の「Milkomeda」に収録した物語を再構成しました。

 


「フリンジラ・モンテ・フリンジラ」

2016年9月発行 B6/54P/300円

ねえ、ひとりで生きていこうなんて、思ってはいけないんだよ。
それは君が思っているよりずっと、簡単なことだから。

家庭教師の青年と、裸足の少年と、一羽のカラスのお話。
雪、融け、芽吹き、繁り、そうして、季節が巡れば、やがて終わってゆく物語。
(表紙 写真:斉藤羊/モデル:化石)

 


「星の指先」

2015年9月発行 文庫/146P/500円

人間が、この星に遺せる、唯一のもの。

滅び行く世界と、続く戦争と、そんな人間たちを見捨てた青年との出会いと。
滅亡と再生のための、静かな、静かな物語。

現在、通販(BOOTH)のみの取り扱いです。

 


頒布終了

こちらの本は、頒布を終了しました。

「夜さりどきの化石たち」

2014年5月発行 B6/54P/300円

化石のこと、彼らが生きた太古の海のこと、
夏に生き秋に死んでいった虫たちのこと、
にせものの夜空のこと。
雪の夜に海底を歩く少年たちのお話。

 


「降月譚」

2015年9月発行 文庫/20P/50円

「降り月夜の我が身ひとつを」

Twitterで投稿したものを中心にまとめた短歌集。
気まぐれに再版しています。

 


「待ち合わせは、雪の夜に」

2016年7月発行 B6横/8P/全ページフルカラー

彼は、人類最後の一人だった。

秋の終わり、遠い未来の図書館で出会う二人の、
静かな、静かな物語。
絵本のような、フルカラー冊子。無料配布でした。

 


「Milkomeda」(ミルコメダ)

2014年9月発行 B6横/68P

この世界で、この星だけが、
言葉を紡ぎ続けているのよ。

かつて世話になった人を探す青年・ユーサリと、保護者気取りのフクロウの、不思議な星の旅の物語。
「ペルセウスの旅人」に、ほぼそのまま再録しています。

 


「人魚がいた海で」

2014年5月発行 B6/コピー

氷の星、遠い未来、叶わなかった出会いについての物語。