松倉山    2005年 8月13日

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	所在 宮城県黒川郡大和町大字宮床字松倉83−8
	基準点コード TR15740560801	二万五千分の一地形図 七つ森
	緯度 38°25′28.3667 		経度 140°50′54.4971 
	標高 291.18 m
  選点 明治21年12月   埋標 明治25年8月16日

松倉山です
手前の小山は四等三角点のある飯塚山
 七つ森遊歩道の起点となる信楽寺跡駐
車場は、集落の中の曲がりくねった道の
奥にあり、ちょっと迷いましたが、何と
か到達しました。ガイドブックの写真の
通り、大きな案内板があります。平日で
天気もあまりよくなかったためか、駐車
場はガラガラで1台の車もありません。
 駐車場脇から続く狭い舗装道路を行く
と、200mぐらいで右に松倉山への登
山道が分かれます。そちらに向きを変え
てふと目を挙げると、左斜め前方にまる
で山を崩しているような工事の跡が見え
ました。伐採中だから気をつけて歩くよ
うに、というような看板もありました。
どうやら松倉山の麓で杉の伐採をしてい
るようでする。そのため、およそ50m
にわたって道が臨時に広げられ、昨夜来
の雨でドロドロの悪路になってしまって
いました。本格的に登り始める前に靴が
泥だらけになってしまいました。そこを
過ぎると、やっと登山道らしくなり、杉
林の中を緩く登る道となります。道の状
態は、湿ってはいるが歩きやすく、気分
よく進むことができました。
 やがて小さな沢を越えると、周りは雑
木林になり、傾斜もだんだんきつくなっ
てきました。そして、すぐに岩のゴロゴ
ロした急登になります。ロープが設置し
てあり、足場も昨夜の雨で若干不安定で
す。ほぼ2週間山に登っていなかったの
で、若干きつく、何度か立ち止まって息
を整えました。停まっていると、ブヨや
蚊などの虫がうるさく、休んでいられま
せん。虫よけスプレーを持ってこなかっ
たのが悔やまれます。家に帰ってから数
えたら、20か所ぐらい刺されていまし
た。
 急登はさほど長くは続かず、山頂から
東に伸びる尾根上の鞍部に着きました。
ここで一休みしながら、辺りを見回すと、
左(西)に行く山頂方面への道の他に、
反対側の緩く下る尾根沿いにも踏み跡が
あります。おそらく尾根の東端のピーク
に続く道だろうと思います。
 一休みの後、山頂を目指して出発しま
した。ロープが無くなり、先ほどよりは
ずっと傾斜が緩くなっています。やがて、
尾根上に出るとT字路になっており、左
(東)に行けば山頂、右に行けばとなり
の撫倉山に行くことができます。そこか
らわずかに歩いて山頂に着きました。
 山頂は狭い広場になっており、三角点
の他は何もありません。三角点の上にや
ぐらが組んでありましたが、これはどう
やら麓にある測量関係の専門学校が立て
たもののようです。
 写真を撮って早々に下山にかかりまし
た。虫がうるさくて、落ち着いて休んで
いられなかったのでする。慌てて下りた
ために、いろいろなものを見落としてい
ました。先に三角点の他に何もない、と
書きましたが、スタンプラリー用のこす
り出し式のスタンプ(切り株にはめ込ま
れている)があるはずですし、薬師如来
像(山頂から西に向かう稜線上)も忘れ
ていました。
		

三角点上にやぐらが建っています

欠けているところもありますがきれいです

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