堀内    2005年10月30日

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	所在 名取市大字堀内字鶴60番地の1
	基準点コード 5740-17-4001	二万五千分の一地形図名 仙台空港
	緯度 38°7′14″.9449		経度 140°52′50″.3359
	標高 8.16m

温南山古墳全景
 昨日は泉ヶ岳と北泉ヶ岳に登ったので、
この日は日曜日でしたが、家でおとなし
くしているつもりでした。しかし、昨日
とは打って変わってよい天気!午前中は
課内の買い物に付き合いましたが、午後
からはじっとしていられません。三角点
探しにでも行こうか、ということになっ
て、国土地理院のサイトで調べたところ、
名取市の「堀内」が簡単に到達できそう
だ、ということが分り、ここを目的地と
したわけです。
 カーナビを使って、名取市の堀内地区
までは簡単に行き着きましたが、結構新
しい家が建っていて、ちょっと分かりに
くくなっていました。それでも点の記に
「温南山古墳」の上にある、というよう
な記述があったので、それらしいものを
探したところ、こんもりと盛り上がった
竹藪が見つかりました。入り口になるT
字路にも案内の表示がありました。やは
りこの竹藪が「温南山古墳(何と読むの
でしょう?)」でした。
 周りや畑で、古墳はぎりぎりの所まで
削られていました。そのためちょっと見
た目には登り口が分かりません。畑の間
を通って反対側(南側)に回り込んでみ
ました。すると、一ヶ所だけ竹が刈り払
われているところがありました。古墳の
盛り土の淵も少し崩れたようになってい
て、登れそうです。足を大きく上げて竹
の切り株につかまりながら体を持ち上げ
ると、何とか古墳上に上がることができ
ました。登ってみると、意外なことに中
は結構開けていて、竹が茂っているのは
周辺部だけでした。すぐ目の前に祠が二
つ並んでいて、その前には幣束が立てて
あります。三角点はほぼ墳丘のほぼ中央
にありましたが、竹の葉の腐葉土などの
せいかぎりぎりの所まで埋まっているた
めに、少し分かりにくくなっていました。
標石もだいぶ摩耗しているような感じで
す。文字はよく読めませんでした。

		

墳丘の上は案外開けています。

三角点のアップ

祠が二つ並んでいます

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