泉ヶ岳   2005年 7月 9日

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	所在 宮城県仙台市泉区福岡字嶽山15 
	基準点コード 5740-45-9701	二万五千分の一地形図 定義
	緯度 38°24′41″.7562		経度 140°42′34″.9199
	標高 1172.05m

7月9日撮影
 朝からはっきりしない天候で、泉ヶ岳
の駐車場に着いたときは、辺り一面にガ
スがかかっていました。なんとなく霧雨
が降っているような感じでもありました。
リフトで兎平まで上がってから歩き始め
る予定だったのですが、この天候でリフ
トも動いていませんでした。仕方がない
ので、ゲレンデを直登するつもりで、駐
車場の出口に近い泉ヶ岳ロッジの脇から
登り始めました

 下草が水分をたっぷり含んでいるため、
足元がすっかり濡れてしまい、とても歩
きにくい状態でした。スパッツを忘れて
来たのでした。我慢して登っているうち
に、行く手にボンヤリとリフトの中間駅
が見えてきました。もうすぐだ、と思っ
た時、「バサバサッ」と突然大きな音が
しました。2〜3m先の繁みからキジが
飛び立ったのでした。あ〜びっくりした。
さて、もう少しだ、と歩き出したら、今
まで歩いてきた踏み跡が数m先で消えて
しまっていました。道を見失ってしまっ
たようです。どこを見ても薮ばかりで踏
み跡が全く見当たりません。かなり濃く
ガスがかかっていて、視界がないので道
を探すことができません。仕方がないの
で、下まで降りて三角山コースを歩くこ
とにしました。駐車場上の舗装道路まで
降り、少年自然の家の手前から登山道に
入ります。

 自然の家のキャンプサイトを過ぎると、
あとは森の中の一本道です。視界が開け
ないのでただひたすら歩くだけで、結構
疲れます。時間を結局1時間ほど無駄に
して、11時頃にお別れ峠に着きました。
さて、どのコースから登ろうか、ちょっ
と迷いましたが、結局水神コースを行く
ことにしました。霧(小雨)のため登山
道はかなり濡れていて、大変滑りやすく
なっていました。途中下山してきた中年
夫婦とすれ違っただけで、他には誰とも
出会いませんでした。大岩で休み、頂上
には12時30分頃に着きました。

 三角点は鉄製の祠の北側にあります。
早速写真を撮りましたが、辺りは真っ白
で全然眺望は全くありません。昼食後す
ぐに下山を始めましたが、途中から本格
的な降りになってしまいました。やむを
得ず濡れながら歩き続けて3時頃には駐
車場に着きました。

【付記】
 この日から約2か月後(9月3日)に
また、泉ヶ岳山頂を訪れましたが、三角
点の標石が手入れされてきれいになって
いました。文字も黒く書き込まれて、見
やすくなっていました。
		

9月3日撮影、きれいになっていました。

兎平からの泉ヶ岳

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