薬来山    2005年10月10日

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	所在 宮城県加美郡加美町大字西小野田字味ケ袋1 
	基準点コード 5740-65-8601	二万五千分の一地形図名 薬来山
	緯度 38°34′31″.9818		経度 140°42′18″.8391
	標高 553.14m

登山口から東の方の眺望
 天気が悪かったので、あまり高くない
山に登ってこようか、ということで薬来
山に向かって出発しました。朝10時頃
出発して、登山口には11時30分頃に
着きました。
 スキー場の最下部に登山口があり、し
ばらくは良く整備された幅広い遊歩道が
スキー場の管理用車道と平行しています。
スキー場の最上部まで来ると、杉林の中
の山道となり、まもなく木製の階段が始
まります。表示によると706段あるそ
うです。例によって階段は幅や段差が微
妙に足に合わず、結構歩きにくさを感じ
ます。標高差が約370mのほとんどが
階段になっている、というのはここぐら
いではないでしょうか。結構きつく、気
温17℃と、涼しい日だったのですが、
かなり汗を絞られました。
 階段が終わり尾根歩きになると、途中
に望遠鏡と方向指示盤(石製)が設置し
てありましたが、周りはガスがかかって
きて何も見えませんでした。痩せ尾根を
通り、少し登ると南峰の頂上になります。
薬師堂と石の祠がありました。細かい雨
が降ってきたので、薬師堂の軒下にザッ
クを置いて休息しました。
 次に、三角点のある北峰を目指して歩
き始めました。鞍部には姥神の像があり、
はさみなどが供えてありました。北峰に
も南峯と同じような薬師堂(かな?)が
あり、こちらは軒下に石段がないので、
板の扉(?)をどけて中に荷物を置かせ
てもらいました。板には動かしたら元に
戻すように(神主)、と書いてありまし
たので、どけて中に入ってもいいのだ、
と解釈しました。
 三角点は、薬師堂の背後の小高いとこ
ろに薮に埋もれていました。少し草をか
き分けて写真を撮りました。石造りの立
派な山頂碑がある割りには三角点の扱い
がお粗末です。撮影後、薬師堂の入り口
に腰をかけて食事をした。食事をしてい
る間に雨が本格的に降ってきて、これは
雨具を着なければならないかな、と思い
ましたが、森の中だから大丈夫だろう、
とそのまま下りました。
		

登山道はこんな感じ(上から)

姥神像です

すっかり草に埋もれています

草をかき分けました

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