所在 宮城県仙台市泉区将監二丁目1番606 基準点コード TR35740379001 二万五千分の一地形図名 仙台西北部 緯度 38°19′49.6686 経度 140°52′46.0538 選点 昭和46年1月20日 設置 昭和46年1月21日 旧設置 明治31年6月22日(移転) 標高 64.16 m
道路わきの緑地帯(公園)、三角点を背にして撮影 |
この三角点は、仙台市泉区にある将監沼 のほとりにあります。 将監沼(堤)は、伊達政宗の家臣である 横澤将監(よこざわしょうげん)」が寛永 年間に水田のかんがい用水を確保するため に、沢地に堤防を築いて造ったものです。 水源は七北側の上流で、根白石の新堰から 水を引いています。 なお、横澤将監は慶長18年(西暦1613年) 伊達政宗にヨーロッパに派遣された支倉常 長を迎えるためメキシコに派遣されたこと でも知られます。1616年に出発し、帰 国は1620年です。この人物はメキシコ で洗礼を受け、ドン・アロンゾ・ハシャル ドと称しましが、帰国後棄教したそうです。 現在将監沼の周囲は「将監風致公園」と して整備され、桜並木やミズバショウなど、 四季折々に楽しむことができます。 将監沼は、北西から南東に向かって伸び る細長い形をしていますが、その南東の隅 の道路脇に、小さな緑地帯というか、公園 があります。そこに何かの記念碑があって、 その前にこの三角点があります。点の記に よれば、明治31年に設置されたものが 、昭和46年に移転されていますので、お そらく将厳団地の造成工事か、沼周辺の公 園としての整備に伴って動かされたのだと 思います。 |
保護石が4個あります | |
三角点のアップ | |
周囲はこんな風景 | |