赤坂山    2009年11月14日

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	所在 宮城県仙台市泉区将監二丁目1番606

	基準点コード TR35740379001		二万五千分の一地形図名 仙台西北部
	緯度	 38°19′49.6686
	経度	140°52′46.0538
	選点	昭和46年1月20日	設置	昭和46年1月21日
	旧設置	明治31年6月22日(移転)
	標高	64.16 m

道路わきの緑地帯(公園)、三角点を背にして撮影
 この三角点は、仙台市泉区にある将監沼
のほとりにあります。
 将監沼(堤)は、伊達政宗の家臣である
横澤将監(よこざわしょうげん)」が寛永
年間に水田のかんがい用水を確保するため
に、沢地に堤防を築いて造ったものです。
水源は七北側の上流で、根白石の新堰から
水を引いています。
 なお、横澤将監は慶長18年(西暦1613年)
伊達政宗にヨーロッパに派遣された支倉常
長を迎えるためメキシコに派遣されたこと
でも知られます。1616年に出発し、帰
国は1620年です。この人物はメキシコ
で洗礼を受け、ドン・アロンゾ・ハシャル
ドと称しましが、帰国後棄教したそうです。

 現在将監沼の周囲は「将監風致公園」と
して整備され、桜並木やミズバショウなど、
四季折々に楽しむことができます。

 将監沼は、北西から南東に向かって伸び
る細長い形をしていますが、その南東の隅
の道路脇に、小さな緑地帯というか、公園
があります。そこに何かの記念碑があって、
その前にこの三角点があります。点の記に
よれば、明治31年に設置されたものが
、昭和46年に移転されていますので、お
そらく将厳団地の造成工事か、沼周辺の公
園としての整備に伴って動かされたのだと
思います。


		

保護石が4個あります

三角点のアップ

周囲はこんな風景

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