所在 宮城県石巻市門脇町1丁目18 基準点コード TR35741520401 二万五千分の一地形図名 石巻 緯度 38°25′29.0406 経度 141°18′28.3699 標高 54.96 m 選点 平成2年5月9日 埋標 平成2年5月11日 (旧設置 明治43年6月8日)
古びていますが、文字ははっきり読み取れます。 |
石巻市の旧北上川の河口(右岸)に、日 和山と呼ばれる丘があります。名前の通り、 かつては石巻港に出入りする船のために天 候を見た山なのだそうですが、調べてみる と、結構な歴史のあるところであることが わかりました。鎌倉時代に、土地の豪族で ある葛西氏によって、この丘の上に石巻城 が築かれ、戦国期まで維持されたそうです。 葛西氏は戦国期の有力大名でしたが、豊臣 秀吉の奥州仕置によって、大名としては滅 びました。 現在の日和山は、民家や様々な建物が狭 い道沿いに立ち並んでいますが、一部が日 和山公園となっており、桜とつつじの名所 とされています。 三角点は、山頂付近にある駐車場の真向 いの公園の草地(崖際)にあり、近くには 四阿があって、眺望もなかなかのものです。 木々の間から、石ノ森萬画館も見えました。 点の記によれば、この三角点は、明治43 年に設置されたものが、平成2年に再設置 されたようです。場所が移ったのかどうか はわかりませんが、標石はそのままもとの ものを使用したようです。 |
近くに四阿がありました。 | |
石ノ森萬画館が見えます。 | |