合戦場    2009年 9月20日

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	所在 山形県鶴岡市大字手向字玉川28-818 

	基準点コード TR35839072601	二万五千分の一地形図名 羽黒山
	緯度 38°41′15.5199		経度 139°57′15.0386
	標高 203.81 m
	選点 昭和59年4月22日 埋標 昭和59年4月22日
	(旧選点 明治42年5月14日 旧埋標 明治42年6月4日)


草むらの中の三角点
 この三角点を見つけたのは、まったくの
偶然にすぎません。2009年9月20日、
私は家族とともに月山八合目の弥陀ヶ原に
ドライブに出かけました。前日福島県の磐
梯山に登ったので、この日は登山をするつ
もりはなく、ただ弥陀ヶ原を散策しに行っ
たのです。天気も良く、月山の山頂では、
早くも紅葉が始まっているのが見えて、楽
しいひと時を過ごしました。
 帰路は、「月山高原牧場」なる所に寄っ
てから、遠くに日本海の見える田園地帯の
中を高速道路(庄内あさひIC)に向かっ
て車を走らせました、どのあたりか、位置
関係が少々はっきりしないのですが、右手
の道路わきににこんもりとした小さな木立
があるのが見えました。遺跡かな、と思っ
て車のスピードを緩めて目を凝らすと、木
立の間に白い棒のようなものが見えました。
おなじみの「三角点を大切にしよう」の標
柱です。見過ごす手はありません。早速車
を停めて見に行きました。
 そこは、周り寄りも一段高くなっていて、
ちょうど神社のようでした。大きな「月山
山麓の開拓記念碑」が設置されていました。
写真の通りとても立派なもので、「拓大地
而収豊穣」という文字が刻んでありました。
碑文は大蔵大臣(当時)の渡辺美智雄氏の
書によるものだそうです。
 三角点は、石碑に向かって左側の手前の
草地にありました。点の記によれば、移設
されたもののようですが、標柱そのものは
古いものらしく(標柱南面の最上部の「三
等」の文字が右から刻んであるように見え
ました)、かなり風化していました。

		

三角点のアップ

月山山麓開拓碑

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