所在 宮城県刈田郡蔵王町 基準点コード 5740-13-4601 二万五千分の一地形図 蔵王山 緯度 38°7′39″.9323 経度140°26′53″.3839 標高 1758.01m
お釜にはガスがかかっていました |
屏風岳から戻った後、車道を1kmほ ど歩き、車まで戻りました。記憶よりも 登山口から離れたところに駐車しており、 ちょっと焦りました。このころには屏風 岳がはっきり見えていたので、何枚か写 真を撮ったあと、車でハイラインを登っ て、刈田岳の頂上まで行きました。せっ かく来たのだからお釜を見なけりゃ、と 考えたのですが、その途中、刈田岳山頂 にも三角点があることを思い出しました。 レストハウスから馬の背にかけての広 い範囲に大勢の観光客がいました。いつ もの休日の刈田岳の風景です。お釜はガ スもかかっておらず、はっきりと見えま した。 レストハウスの裏から緩い傾斜の道を 200mほど歩くと刈田岳山頂です。宮 城県第2位の高峰なのですが、登るのは とても簡単です(大黒天からの登山道も ありますが)。山頂には刈田嶺神社の奥 宮や伊達宗高の顕彰碑などがあります。 さて、三角点はどこだ、と広い山頂を うろうろと探し回わりましたが、全く見 つからず、結局神社の売店の店番に聞い たら、鳥居脇の石を積み上げたようなと ころ(高さは1mほど)の上にある、と いうことでした。登ってみると確かにあ りました。 私がここ(刈田岳山頂)に来たのは、 小学校5年生の時が最初です。夏休み中 に希望者参加の登山教室というのがあっ て、蔵王温泉に泊まって早朝出発、地蔵 岳から熊野岳を越えて刈田岳に至る、と いうものでした。刈田峠あたりに貸し切 りバスが迎えに来たようでした。今から 四十年以上も前のことです。その時は茶 店が1軒あって、水がコップ1杯10円 だったことを覚えています。おそらくそ の茶店の建物は、シーズンオフには解体 されたのだろうと思います。また、現在 のような立派な社殿は無かったと思いま す(記憶にありません)。避難小屋(山 頂の東端)もあったかどうか覚えていま せん。そもそもハイラインが工事中だっ たし、エコーラインもまだまだ交通量が 少ない時代でした。 |
向こうに神社の売店が見えます | |
コンクリート屑に囲まれています |
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