所在 宮城県仙台市青葉区 基準点コード 5740-55-0601 二万五千分の一地形図名 升沢 緯度 38°25′19″.7154 経度 140°41′50″.2963 標高 1253.11m
三角点のアップ |
この三角点は、北泉ヶ岳の山頂にあり ます。泉ヶ岳は南東の方向から見ると、 ピークが二つ並んで双耳峰に見えるので すが、その左側のピークが北泉ヶ岳です。 その標高は泉ヶ岳の1172mに対して 1253mと若干高く、こちらが兄貴分 と言えるでしょう。様々なレジャー施設 があり、ハイキングコースの完備した泉 ヶ岳と違って、こちらは訪れる人が少な く、静かな山歩きのできる山です。 この山に登るには、北側からのコース と、南側からのコースの2本あります。 さらに、北側のコースからは舟形山への 縦走路が分岐しています。また、南側の コースは、泉ヶ岳との鞍部近くに三叉路 があり、泉ヶ岳山頂と水神へのコースが 分岐しています。多くの人は水神からか、 または泉ヶ岳山頂を経てこの山に登るよ うです。 この日の私も、泉ヶ岳山頂を経て登り ました。泉ヶ岳には滑降コースを登った のですが、ついこの間までは多くの登山 者でにぎわっていたのに、この日は山頂 に至るまで10数人と出会っただけでし た。泉ヶ岳山頂から三叉路へ下りる道は、 さほど険しくもなく、歩きやすい道です。 下山路としてはこの道が一番安全かもし れません。30分ほどで三叉路に着きま すが、ここは鞍部(ヒザ川の源頭の上部) から少し北泉側に登ったところにありま す。初めてこの道を歩いた時は、鞍部を 過ぎても三叉路がないので、見落とした かな?と不安になったものでした。 ここからは小さなピークを過ぎて(小 さな谷地のようなところがあります)、 ずっと山頂まで原生林の中の道で、眺望 はほとんどありません。しかし自然度の 高い気持ちのいい道です。あまり急な所 もありません。この日は涼しかったこと もあり、35分で山頂に着きました。私 としては結構なペースだったと思います。 山頂には中年男性の単独登山者が一人 休んでいました。ここまで来る間に(北 泉に登っている間)4人とすれ違いまし た。やはり泉ヶ岳と比べると登山者は少 ないですね。三角点や東側の一ヶ所だけ 見える眺望の写真を撮って、一休みして から山頂を後にしましたが、雨が降る、 という予報もあったので、知らず知らず のうちに急いだのでしょうか、三叉路ま では20分少々で、そこから水神までは 30分で降りてしまいました。 |
山頂碑と三角点 | |
だいぶ表土が流出しているようです | |
山頂からの眺望 中央の三角形のピークは笹倉山? | |