まだ不完全なオネゲル作品リスト


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アルテュール・オネゲルArthur Honegger(1892〜1955)
 両親はスイス人だが、フランスで生まれ、フランスで活動した。名実共にフランスの音楽家。
 第1次世界大戦後、ミヨーらとともに、6人組を結成した。初期には即物主義的な作風であっ
たが、後半生にはフランス伝統音楽への回帰的な傾向が強まった。

曲種別目次


オペラ オペレッタ 劇的オラトリオ 劇的物語 バレエ 付随音楽 映画音楽 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 室内楽曲 ピアノ曲 その他の器楽曲 独唱・合唱と管絃楽の曲 歌曲


オペラ

    ジューディト(1925/改訂1936)
      ※3幕、1926年モンテカルロで初演、台本はR.モラクス
    アンティゴーヌ(1924〜27)
      ※3幕、1927年12月28日ブリュッセルで初演、台本はJ.コクトー
    鷲の子(1935)
      ※1937年3月11日、イベールとの合作で5幕のうち第2〜3幕のみ作曲
      ※台本はH.ケーン
    シャルル豪胆公(1943〜44)
      ※1944年メジエールで初演、台本はR.モラックス
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オペレッタ

    ポゾル王の冒険(1929〜30)
      ※1930年パリで初演)、3幕物で台本はA.ウィルメッツ
    ムードンの美女(1931)
      ※5幕物で台本はモラ
    小さな枢機卿たち(1937)
      ※1938年パリで初演、2幕物でイベールと合作、台本はA.ウィルメッツ(原作はP.ルイス
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劇的オラトリオ

    ダヴィデ王(1921,23,24)
      ※第1版:交響的詩編、第2版:劇的オラトリオ、第3版:オペラ・オラトリオ
      ※ソプラノ、アルト、テノール、2人の語り手、合唱、管絃楽、オルガンのための作品
      ※第1版初演は1921年メジエール、第3版は1924年パリ
      ※台本はR.モラックス
    世界の叫び(1930〜31)
      ※初演は1931年ゾーロトゥルン、詞はR.ビゼー
    火刑台上のジャンヌ・ダルク(1934〜35)
      ※1938年5月12日バーゼルで初演(演奏会形式)、舞台初演はパリで1950年
      ※1幕物で台本はP.クローデル
      ※編成はソプラノ3、アルト、テノール4、バス、子供の声、5人の語り手
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劇的物語

    ニコラ・ド・フリュー(1939)
      ※1939年チューリッヒで初演、3幕
      ※語り手、合唱、管絃楽の作品、詞はD.ド・ルジュモン
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バレエ

    エッフェル塔の花嫁花婿(1921)
      ※1921年パリで初演、台本はジャン・コクトー
      ※オーリック、ミヨー、プーランク、タイユフェールとの合作
    スケート・リンク(1921)
      ※1922年パリで初演、台本はR.カヌード
    潜水艦(1924)
      ※1925年パリで初演(オペラ・コミック座)、台本はC.アリ
    金属のバラ(1928)
      ※1928年パリで初演、台本はE.ドゥ・グランモン
    セミラミス(1931)
      ※1934年パリで初演(オペラ座)、台本はP.ヴァレリ
    雅歌(1937)
      ※1938年パリで初演(オペラ座)、台本はC.アリ
    山の呼び声(1943)
      ※1945年パリで初演(オペラ座)
    ショタ・ルスタヴェリ(1945)
      ※1946年モンテカルロで初演、台本はA.チェレプニンとT.ハルシャーニの合作
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付随音楽

    地球のたわごと(1918)
      ※全13曲、1918年パリで初演、P.メラールの劇のための作品
    死の舞踏(1919)
      ※1919年パリで初演、C.ラロンダの劇のための作品
    サウル(1922)
      ※1922年パリで初演、A.ジッドの劇のための作品
    ファンタジオ(1922)
      ※A.ドゥ・ミュッセの劇のための作品
    アンティゴネ(1922)
      ※1922年パリで初演、ソフォクレス(J.コクトー訳)の劇のための作品
    岩上の女王(1925)
      ※1927年パリで初演、サン・ジョルジュ・ドゥ・ブーエリエの劇のための作品
    フェードル(1926)
      ※ダヌンツィオの劇のための作品
    7月14日(1936)
      ※1936年パリで初演
      ※ロマン・ロランの劇にオーリック、イベールなど6人で合作
    マンドラゴーラ(1941)
      ※1942年初演、N.B.マキアヴェリの劇のための作品
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映画音楽

    鉄路の白薔薇(原題「車輪」)(1923)
      ※A.ガンス監督作品、無声映画
    ナポレオン(1927)
      ※A.ガンス監督作品、無声映画
    レ・ミゼラブル(1934)
      ※R.ベルナール監督作品、V.ユゴー原作
    罪と罰(1934)
      ※P.シュナール監督作品、ドストエフスキー原作
    最後の戦闘機(原題「搭乗員」)(1935)
      ※A.リトヴァク監督作品
    愛の騎馬旅行(1939)
      ※R.ベルナール監督作品、ミヨーとの合作
    ポール・クローデル(1951)
      ※A.ジレ監督作品
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交響曲

    交響曲第1番(1930)
      ※1931年ボストンで初演、三楽章構成
    交響曲第2番(1941)
      ※1942年バーゼルで初演、3楽章構成
    交響曲第3番「典礼風」(1945〜46)
      ※1946年チューリッヒで初演、三楽章構成
      1 怒りの日
      2 深き淵よりわれ汝を呼ぶ
      3 我らに平和を与えよ
    交響曲第4番「バーゼルの喜び」(1946)
      ※1947年バーゼルで初演、三楽章構成
    交響曲第5番「3つのレ」(1950)
      ※1951年ボストンで初演、三楽章構成、各楽章ともレ=Dで終わっている
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管弦楽曲

    アグラヴェーヌとセリゼットのための前奏曲(1917)
      ※1917年パリで初演、メーテルリンクの劇のための作品
    ニガモンの歌(1917)
      ※1920年パリで初演
    夏の牧歌(1920)
      ※室内オーケストラのための作品
      ※A.ランボーの詩「夏の暁を抱きて」によって作曲
    交響的黙劇「勝利のオラース」(1920)
      ※1921年ローザンヌで初演
    喜びの歌(1923)
      ※1923年パリで初演
    「テンペスト」のための前奏曲(1923)
      ※1923年パリで初演、シェークスピアの劇のための曲
    パシフィック231−交響的運動第1番(1923)
      ※1924年パリで初演、蒸気機関車の動きを活写
    ラグビー−交響的運動第2番(1928)
      ※英仏対抗のラグビーの試合のハーフタイムで初演
    交響的運動第3番(1932〜33)
      ※1932年ベルリンで初演、ベルリンフィルによる委嘱作品
    2つの組曲(1943)
      1 アンデス越え
      2 大西洋横断飛行
      ※映画「メルモース」より
    組曲「スイスの祭の日」(1943)
      ※1945年ヴィンタートゥールで初演、7曲
    アンジェリクのためのセレナード(1945)
      ※1945年チューリッヒで初演
    前奏曲、フーガと後奏曲(1948刊)
    古風な組曲(1951)
      ※1951年ルイヴィルで初演、4曲
    モノパルティータ(1951)
      ※1951年チューリッヒで初演
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協奏曲

    ピアノ小協奏曲(1924)
      ※1925年パリで初演、3楽章
    チェロ協奏曲(1929)
      ※1930年ボストンで初演
    室内協奏曲(1948)
      ※1949年チューリッヒで初演
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室内楽曲

    弦楽四重奏曲第1番(1916〜17)
      ※1919年パリで初演、4楽章
    弦楽四重奏曲第2番(1934〜36)
      ※1936年ヴェネツィアで初演、3楽章
    弦楽四重奏曲第3番(1936〜37)
    前奏曲とブルース(1925)
      ※4第のハープのための作品
    小組曲第3番(1934)
      ※ヴァイオリン、クラリネット、ピアノのための作品
      ※「第3番」であるからには1番と2番もあるはずだが不明
    ヴァイオリン・ソナタ第1番(1916〜18)
      ※1918年初演
    ヴァイオリン・ソナタ第2番(1919)
    2つのヴァイオリンのソナティナ(1920)
      ※1932年初演
    ヴァイオリンとチェロのためのソナティナ(1932)
    ヴィオラ・ソナタ(1920)
      ※1920年パリで初演、3楽章の曲
    チェロ・ソナタ(1920)
      ※1921年パリで初演、3楽章の曲
    クラリネット・ソナティナ(1921〜22)
      ※1923年パリで初演、3楽章の曲
    無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(1940)
      ※3楽章の曲
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ピアノ曲

    3つの小品(1910)
    7つの短い小品(1919〜20)
    サラバンド(1920)
      ※6人組のアルバムの第3曲
    バッハの名による前奏曲とアリオーソとフゲッタ(1932)
      ※1933年に管絃楽に編曲
    ショパンの思い出(1947)
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その他の器楽曲

    フーガとコラール(1917)
      ※オルガン曲
    牝山羊の踊り(1919)
      ※1919年パリで初演、フルート曲
    呪文(1946)
      ※オンド・マルトノのための曲
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独唱・合唱と管絃楽の曲

    復活祭の讃歌(1918)
      ※独唱、女声合唱と管絃楽
    死の踊り(1938)
      ※1940年バーゼルで初演
      ※独唱、合唱と管絃楽、詞はP.クローデル
    解放の歌(1942)
      ※1944パリで初演、バリトン、ユニゾンの合唱と管絃楽、詞はB.ジンマー
    クリスマス・カンタータ(1953)
      ※1953年バーゼルで初演、詞はC.v.アルクス
      ※バリトン、合唱、児童合唱、管絃楽とオルガン
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歌曲

    4つの詩(1914〜16)
      1 玄武岩の上に(詞はA.フォンテーヌ)
      2 小さな教会(詞はJ.ラフォルグ)
      3 祈り(詞はF.ジャム)
      4 死は過ぎ行く(詞はA.チョバニアン)
    ポール・フォールの3つの詩(1916)
      1 森の中の猟人
      2 夕の鐘
      3 狂気の歌
    「アルコール」から6つの詩(1916〜17)
      1 健康に
      2 クロティルド
      3 秋
      4 サルタンバンク
      5 別れ
      6 鐘
      ※1〜3は1916年、全局は1918年パリで初演
      ※詞はG.アポリネール
    ニューヨークの復活祭(1920)
      ※1924年パリで初演独唱と弦楽四重奏のための曲
      ※B.サンドラール
    ジャン・コクトーの6つの詩(1920〜23)
      1 黒人
      2 話法
      3 子供の思い出
      4 捧げもの
      5 ある舞姫
      6 マダム
    アンデルセンの「小さな人魚」の3つの歌(1924)
      1 人魚の歌
      2 梨の歌
      3 人魚の子守歌
      ※越え、フルート、2つのヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための作品
      ※詞はR.モラックス
    大きな池(1932)
    黄熱病(1935)
    若き日(1937)
    クローデルの3つの詩(1939〜40)
      1 昼寝
      2 飛燕草
      3 しのびあい
    倫理学の小講義(1941)
      ※1942年パリで初演、詞はJ.ジロドゥーの「シュザンヌと太平洋」より
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