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アントン・フォン・ウェーベルン
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1883年12月3日にウィーンに生まれました。1902年に ウィーン大学に入学、ブルックナーの弟子であったグィード・アー ドラー教授から音楽学を学び、博士号を取得しています。1904 年には、ベルクとともに、シェーンベルクから作曲の教えを受けま した。またこの頃から指揮者としての活動も始めています。ウェー ベルンはこれ以後、生活の糧は指揮活動に頼ることになります。生 活に十分なだけの収入を作曲からはえることが出来なかったようで す。そのため、1938年に、オーストリアに進駐してきたナチス によって、指揮活動の場を奪われた時には、生活が困窮状態に陥っ たそうです。それでも息をひそめるようにして大戦中を生き延びた のですが、1945年9月15日にザルツブルク郊外の娘の家から、 散歩に出たところをアメリカ兵に誤射されて死亡しました。何とも 皮肉なことです。 ウェーベルンの音楽は、師のシェーンベルクが創始した12音音 楽を推し進め、その作品の精緻な構成は、のちの前衛音楽の出発点 となりました。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 管弦楽曲・・・・・・・・・・・・・・・1 室内楽曲・・・・・・・・・・・・・・・2 ピアノ曲・・・・・・・・・・・・・・・4 合唱曲・・・・・・・・・・・・・・・・5 声楽と管弦楽の作品・・・・・・・・・・6 歌曲・・・・・・・・・・・・・・・・・8 他の作曲家の作品の編曲・・・・・・・11 |
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