こちらの本は、頒布を終了しました。
手に取ってくださった皆様、ほんとうにありがとうございます。
また、いくつかの作品はWEB公開・再録等を行っております。
「こおれぬひび」
2018年6月発行 B6横/46P/300円
『ありふれたものを前にして立ち止まるのは、ありふれたものではない瞬間が訪れたときだ。』
東日本大震災の翌年から毎年 3 月 11 日に公開してきた、ひっそりと静かで、ひんやりと冷たいお話を、ひとまず 7 年分まとめたもの。いつか辿るための標石として。
「星の指先」
2015年9月発行 文庫/146P/500円
人間が、この星に遺せる、唯一のもの。
滅び行く世界と、続く戦争と、そんな人間たちを見捨てた青年との出会いと。
滅亡と再生のための、静かな、静かな物語。
「夜さりどきの化石たち」
2014年5月発行 B6/54P/300円
化石のこと、彼らが生きた太古の海のこと、
夏に生き秋に死んでいった虫たちのこと、
にせものの夜空のこと。
雪の夜に海底を歩く少年たちのお話。
「降月譚」
2015年9月発行 文庫/20P/50円
「降り月夜の我が身ひとつを」
Twitterで投稿したものを中心にまとめた短歌集。
気まぐれに再版しています。
「待ち合わせは、雪の夜に」
2016年7月発行 B6横/8P/全ページフルカラー
彼は、人類最後の一人だった。
秋の終わり、遠い未来の図書館で出会う二人の、
静かな、静かな物語。
絵本のような、フルカラー冊子。
無料配布でした。
「Milkomeda」(ミルコメダ)
2014年9月発行 B6横/68P
この世界で、この星だけが、
言葉を紡ぎ続けているのよ。
かつて世話になった人を探す青年・ユーサリと、保護者気取りのフクロウの、不思議な星の旅の物語。
「ペルセウスの旅人」に、ほぼそのまま再録しています。
「人魚がいた海で」
2014年5月発行 B6/コピー
氷の星、遠い未来、叶わなかった出会いについての物語。
「Farewell, my last sea」に再録しています。